若い力を信じる
朝の通勤途中の中央線列車内で、小学生の一団に出くわした。
いつもは避けたくなるところだが、そうもできる状況ではなかった。
列車内はとても混雑していて、そこに高齢の夫婦が乗り込んできた。
小学生たちは誰からともなく席を立ち、その夫婦に席を勧めた。
混雑して不快な車内に心地良い一時が生まれた。
幾人かの小学生と夫婦の間では会話が弾み、笑顔がこぼれた。
小学生たちは、遠足に向かう楽しさからか時折奇声をあげたが、付き添い教員のタイミング良い指示ですぐに静まった。
その教師とはと見ると、明らかに新米と見える茶色に髪を染めた若者であった。
もっともっと若い力を信じなければと心から反省した。
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コメント
ご無沙汰しております。薪です。
できない事に目を向けるよりも、できることを褒め、伸ばしていくことの方が大切なのだと思います。たぶん、何人もの恩師にそのように導かれたのだと思います。
自分もそうありたいのですが、なかなか。。。
投稿: 薪割人 | 2010.06.20 08:00