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本を読むということ

周りを見渡すと本を読まない大学生が確実に増えている。活字?に触れる機会と言えぱ、携帯情報端末である。欲しい情報に比較的簡単にアクセスできてしまう。
いつだったか、見ず知らずの大学生から丁寧な感謝のメールをいただいた。「見つけました。HPの情報、助かります。これでレポートが書けます」と。腹がたつ以前に、原稿が書けなくて苦しかった日々のことが頭をよぎった。それ以来,HPに情報を開示することに慎重になっている.

猪瀬直樹さんの「言葉の力」(中公新書)に印象に残るメッセージがある。
(以下、引用)『言葉の力は、引用、検索する力と言い換えることができよう。そもそも自分のなかに言葉をしまっていなければ、検索しようがない。(中略)本は知的な筋肉になるのだから、若いうちから読んでおいたほうがよい。(中略)思い悩んで読んだりするときにいちばん筋肉がつくのである』

最近の自分、そして若い頃の自分と重ね合わせながら反省するとともに大いに共感した。

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