長野への旅
03.01.30(木)
今日は長野県上田市での会議.昨夜から降り続いた雪の影響で,新幹線がトラブル.名古屋から東京まわりで行く予定であったが,列車の大幅な遅れ.ふと思いついて,名古屋から中央線・長野まわりで行くことにする.しばらく列車が走り,もうそこは雪の中.車窓からの眺め.ゆっくりとした時間が流れていく.たまにはこんな旅もいいもんだと思う.忘れていた時間を想い出す.
03.01.30(木)
今日は長野県上田市での会議.昨夜から降り続いた雪の影響で,新幹線がトラブル.名古屋から東京まわりで行く予定であったが,列車の大幅な遅れ.ふと思いついて,名古屋から中央線・長野まわりで行くことにする.しばらく列車が走り,もうそこは雪の中.車窓からの眺め.ゆっくりとした時間が流れていく.たまにはこんな旅もいいもんだと思う.忘れていた時間を想い出す.
03.01.29(水)
研究室の階に上がるためにエレベータを待つ.ふと,すれ違った二人の学生から「二年生の授業も楽しみにしています」と明るい声.とても嬉しい.励まされる.今の自分は彼らから大きな支えを受けている.この仕事に移る時,リハの現場から遠ざかることに一抹の寂しさを感じていた.でも最近は少し違う感じがする.彼女らや彼らの向こうに現場が見えるような気がする.なぜなら,4年後にはすでに彼らは現場で障害のある利用者に接しているのだから.利用者から教えられた様々なことを,可能な限り彼らに伝えていきたい.
03.01.24(金)
保健婦さんの集まりに呼ばれて,山口県にやって来た.新幹線の小郡(おごおり)駅からタクシーに乗り会場に向かう.行きも帰りもタクシーの運転手さんは話好き.山口は西の京都と呼ばれるとのこと(小京都とは違うとのこと).水がきれいで美味いこと.りんごやミカンがとれること.近くにいい温泉があるからぜひ入っていったらいい.この町を心から愛しておられるのだということがじんじんと伝わってくる.今日はこのまま帰ってしまうのがもったいない気がしてきた.もっとこの町を知りたいと思う.いつかゆっくりと時間をかけて再び訪れたい.そしてその足で瀬戸内の島々や町々を旅したい.タクシー運転歴,40年の宮川さん,ありがとうございました.
03.01.21(火)
生まれて初めての胃カメラの日.待合室.隣の検査室から検査を受ける男性の悲痛な呻き声.緊張感がぐーんと高まる.さていよいよ私の番.「喉を通るとき少しウッ!となりますが我慢して」...と言われる.喉をカメラの先端が通るとき,なんとなく先程の医師のことば「ウッ」が頭にこびりついていて,思いっきり「ウッ」となってしまった.ここで,何かにすがりつきたいような気持ちで思わず男性医師の手をつかみたくなる.「はいチカラを抜いて」の医師の呼びかけに合わせて体全体のチカラを抜く.するとバックに静かな音楽が流れていることに初めて気付く.少しだけ余裕が出てきて,上目遣いにみた私のインナースペース,ただただ感動.外から(実際はウチから)自分を観る.とても不思議な感じだ.「はい,おわりですよ.よくがまんされました」の医師のやさしい声かけ.目には涙と,口には涎の恥ずかしい有様.ジワジワと感動が押し寄せる.