うれしい知らせ
03.11.30(日)
研究所に勤めるIさんから嬉しいメールをもらいました.
『Iです。今日、教育相談でとてもうれしいニュースを聞きました。MYさん(現K養護学校)を覚えていらっしゃるでしょうか。
アテトーゼの緊張がとても強い方で、プロレスごっこが大変お好きな方です。私が研究所の教育相談で6年ほどお付き合いしている方なのですが、Yさんのお母さんのお話によれば、Yさんが小学部の頃に、横浜のリハセンターで畠山さんやスタッフの方にスイッチを使った遊びを試みていただいたことがありました。
そのころ、Yさんはおもちゃよりも、それを介してのお母さんの返事がおもしろくてスイッチを使っていたそうです(今でも人を動かす方が好きです)。Yさんのお兄さんも一緒にリハセンターにくっついて行かれ、スイッチで楽しく遊ぶYさんをみたのがきっかけになったようで、畠山さんのようなリハ工学技師になって将来障害者の支援機器を作りたいという夢を持たれたそうです。
昨年度はボランティアに忙しく、残念ながら受験に失敗し一浪していましたが、この度AO試験でM大学の機械工学科にめでたく合格したとのことです。AO試験では、ボランティア体験や、自分の弟の生活、支援機器開発への思いを熱く語り、畠山さんの後を追いかけるんだとはりきっているそうです。教育相談などの場で、しばしばご兄弟が一緒にいらっしゃることがありますが、兄弟にとっても将来の夢を持つ出会いがあるんですね。自分たちの後を引き継ぐ人が、そうした場でもつながっていくんだと思い、ご連絡しました。 』
嬉しい気持ちととても気恥ずかしい思いがごちゃ混ぜというのが正直なところです.これまでいろいろな人と関わり,確かにその時できるサービスを精一杯してきたつもりですが,振り返ってみるとほんとうにその時にちゃんと対応できていたのだろうか,利用者の人に冷たくしなかっただろうかと不安になることがあります.本当に自信がない...
人に関わる,そして長い年月が経ち,また巡り会う.一見,人を支える仕事のようだけれど,実は今の自分は出会った一人ひとりの人に支えられているのだということをつくづく感じる今日この頃です.お兄ちゃん,合格おめでとう.いつの日か出会えることを (^_^)ノ