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砂まみれのスポーツ大会

02.11.20(水)
 今日は学生たちが主催のスポーツ大会.教員も招かれてキックベースという耳慣れないゲームに参加した.サッカーボールを足で蹴って,野球のように試合する.野球と違うところは2塁が無く,1塁の次に3塁がある.私より若い賢明な教員は応援団に回り,運動が生来苦手な私はユニホームに着替えて学生と一緒にグランドに立っていた.さて私の番.ビッチャーから投げられたボールを思いっきり蹴ったが,当たりが悪くショートゴロ.でもここはと,懸命に走る.走る.気持ちだけは前に.でも足が宙に浮いて.その後,スローモーションの映画のように,私の頭は地面に激突,そして横転.何が起きているのかわからない.最初に頭に浮かんだのが,学生の前で「カッコ悪い」...気が付くと頭は運動場の砂で真っ白,口の中も砂でいっぱい,腕と膝は痛みが走る.遠くで学生たちが心配そうに見つめる.立ち上がって,ほこりを払いながら,でも学生たちの心配してくれる声,声,声...に,カッコ悪さはどこかへ消えて,そこにいる自分がとても嬉しく感じた.

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