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2007年1月26日 (金)

術後2日目 スローダウンして見えてきたこと

2日目は立ち上がって歩いたため,夜はめまいがし就寝前は吐き気もわずかに感じたため,手術直後なのだからもっと大人しくしていなさいと翌日,妻と娘に叱られた.
今日は反省してスローダウン,一日の8割強を寝て過ごす.
ベッドの上でテレビを見たり,買ってきてもらった週刊誌に目を通していても,一日大半をもてあましてしまう.
ベッドに四六時中寝ていると,ベッド周り一つを取り上げても,いろいろな課題が見えてくる.

頭の上にある枕元ライトの光が直接顔にあたりまぶしすぎる.
娘にお願いして,ライトフードを横に振ってもらい少し緩和される.

起き上がれる人の場合はいいが,枕元ライトのオン・オフスイッチが高い位置にあり手が届かない.
売店で調達したマジックハンドの先端でつついてなんとかできるようにした.

テレビのリモコンを手放したとたん,どこに置いたのかがわからなくなる.娘に手鏡を買ってきてもらって問題解決する.しかし,手鏡を一端手放したが最後,しばらくして手鏡をさがすことになる.

時間感覚が無くなる.私の場合,窓際のベッドであるが,廊下側つまり直接外の光を目にすることが難しい人の場合,看護師さんと患者さんのやりとりを聞いていると,「今,何時ですか? 昼ですか? 夜ですか?」といった会話が繰り返されている.

見舞いに来た家族がベッドの端に端座位で座った時など,家族同士の話で座った人がうなずくたびにベッドが揺れ,それはあまりいい気分ではない.

寝ている間にはまだまだいろんな問題や解決策などアイデアが思い浮かんだりするが,朝になるとすっかり忘れてしまいそれが残念でならない.

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